今の時代は、男女ともに自由に仕事が選べる時代です。昔のように性別で限定される職種は減ってきましたが、それでも、女性向きの職種というのがあります。
一般の営業会社や商事会社、小売業や流通業などで、管理職を目指していくのも一つの手ですし、事務の専門職を目指していくというのも一つの選択肢かもしれません。でも、何かの資格をとって、専門の職種を極めていくのも、また一つの考え方ですし、自分にとっての適職は、そういう専門の職種の中にあるかもしれません。以下に女性におすすめの職種を紹介いたします。
昔から「白衣の天使」として憧れの職業ですが、最近では女性だけでなく男性がこの職種を選ぶことも多くなってきました。医療の知識や看護の実践など、専門知識を習得して、国家試験に受からなければ、看護師になることができませんので、ある意味ハードルが高い職種です。
でも、一度資格を取ると、生涯、看護師として勤務することができますので、目指す価値はあります。職場環境や勤務体系が厳しく、責任の重い仕事ですが、人を助ける喜びを直接感じることができる、やりがいのある職種です。また、給与も他業種に比べて高いのもポイントです。
男性が増えても、女性ならではの気遣いや看護の気配りが発揮でき、同性や子供からも頼りにされやすく、女性の優位性は高い職種です。
こちらも男性が増えてきている職種ですが、女性特有の子供に対する優しさや気遣いの細やかさの優位性は変わりません。また、保護者として保育園に訪れるのも母親が多いため、女性同士で話がしやすいのもポイントです。 短大卒以上で受験資格のある保育士国家試験に合格することによって勤務することができます。子供好きの女性ならば、一度は検討してみたい職種です。
少子高齢化を背景に、今後ますます需要の高まっていく職種です。男女ともに人気の高い職種ですが、女性の介護に対する細やかな気配りや、優しい対応が女性向きと言えます。介護される人のみならずその家族とのコミュニケーションや気配りも必要になります。
人の手助けをして役に立ちたい人や人と接するのが好きな人に向いている職種です。
病院や診療所の窓口で受付と診療報酬の請求事務などを行う職種です。特別な資格はありませんが、診療報酬請求事務は特殊な技能のため、それを身につけていると、病院間での転職が容易になります。
病院での医療事務担当者の需要は高く、収入も安定して高いため、事務仕事に適性のある方は、通信教育や専門学校などで診療報酬請求事務を学ばれることをお勧めします。病院の仕事でも勤務時間が規則的なので、勤めやすい職種です。
ほかにもアパレルや美容師、歯科衛生士、薬剤師、キャビンアテンダントなど女性向けと思われる職種はありますので、自分の適職を探す中で検討してみてはいかがでしょうか?
About me
中小企業の人事担当を長くやっていますが、女性の職場での活躍を推進しようというスローガンの割には女性に対して手厚いケアをしている企業は少ないように思います。その証拠に私の会社でも、何の不満もなく働いていると思われた女性が突然辞職願を提出してくることがあるのです。寿退社ならおめでたいことなのですが、たいていは会社に対する不満や、相談できない悩みが積もり積もっての退職です。辞めようと決心した女性の決意を覆すことは難しいので、せめてそうなる前に悩みを解決できる社内体制作りを目指して経営層と日々打ち合わせをしています。その会社の趣旨とは外れるのですが、そんな仕事の悩みを持つ女性の解決の糸口と、何も考えずに辞めてから途方に暮れる人たちに正しい転職の準備の方法をお知らせするのも大人の務めと考えて、個人的にこのサイトを開きました。